近年グローバルで化学物質に対する法規制が年々強化されています。それに伴い、自動車における製品含有化学物質管理の対象も拡大・複雑化しており、今後は従来の取組み以上に業界全体で化学物質管理の向上が求められております。
多種多様な部品・材料から構成されている自動車は長く、複雑なサプライチェーンに支えられており、上記課題へ対応するためにはサプライチェーン全体での取組みが必要となります。
自動車業界全体で適切な化学物質管理を推進することを目的として、日本自動車工業会(JAMA)、日本自動車部品工業会(JAPIA)が、共同で「製品含有化学物質管理ガイドライン」を2022年12月26日に初版を策定しました。
今後、自動車業界のサプライチェーンにおける製品含有化学物質管理の向上を図ると共に、このガイドラインを自動車産業の共通の製品含有化学物質管理ガイドラインとして本格運用を開始し、業界一丸となって化学物質管理の向上に向けて取組んで参ります。
ぜひ、下記ガイドラインを貴社の化学物質管理の一助としてご活用ください。
自工会の活動>環境>環境負荷物質>製品含有化学物質管理ガイドライン
https://www.jama.or.jp/operation/ecology/hazardous_substances/guideline.html