中国税関訪問ミッション 参加募集のご案内

 知的財産権部会では2008年より反模倣品基礎活動の一環として会員企業の皆様と共に 中国の税関等公的機関を訪問、模倣自動車部品の摘発を要請する活動をおこなっています。本年度は模倣品摘発の実効性を期待し、実際に水際で検査をおこなう北京、上海、天津税関を訪問し日頃の差し止めに対する深謝を述べるとともに、引き続きの摘発要請、また各社製品の真贋判定ポイントを説明いたします。また今回は、中央政府直下で地方税関を取り纏める税関総署(北京)にも訪問を予定しており、日系自動車部品業界と中央政府との関係構築も目指します。
つきましては本趣旨をご理解のうえ、下記要領にて活動へのご参加を検討いただければ幸甚です。なお本活動には、会員企業様の中国現地法人等からご参加いただくことも可能です。現地側へのご連絡についても、ご配慮いただければ幸いです。以上、よろしくお願い申し上げます。

案内状はこちら


1.活動概要
1)日程
  2025年3月10日(月)~ 同12日(水)
*現地集合、解散型ミッションとして実施。
 
2)訪問候補の税関
    税関総署、北京税関、天津税関、上海税関(予定)

3)具体的活動内容
税関職員に参加各社のブランドや製品を認識していただき、また真贋判定材料を提供することにより、中国から諸外国への模倣品流出防止を訴求。
① 参加各社による製品の真贋判定プレゼンの実施(日本語、逐語通訳対応)
* 1社につき日本語で5分程度のプレゼンを想定。
* 中国語でプレゼンする企業は10分程度。
* 通訳はJAPIAで手配。
② 参加各社の真贋サンプルの紹介
税関に参加各社の真贋サンプルを持参し実際に税関職員に見て、触れていただくことにより、現場での摘発活動の容易化をはかる。
* 展示会同様、実機が税関側に与えるインパクトは大きいものがありますので、
真贋判定ポイントの説明の際に使用できるサンプル部品の中国国内からの持ち
込みを可能な限りご検討ください。

4)参加費用
* 現地発生費用(一部交通費及び食事代等)および活動管理費(随行する代理人への支払い)は一旦JAPIAが一括して支払い、後日参加各社に負担分を割振り請求させていただきます。なお、入国するための査証や現地集合場所までの
渡航費、現地フライト費用および同解散場所からの移動手段等につきましては各社様にてご手配ください。
* ミッション参加費用:30~40万円程/名を予定※参加人数によって変動します。

2.参加申込み方法
1)申込締切り
2025年2月21日(金)17:00まで
※希望者が多数の場合、受け入れ側税関の都合によっては、参加をご相談させてい
ただく可能性がございます。

2)申込先
https://forms.office.com/r/WX64hgT6YE

3.ミッション参加に際してご準備いただく資料
1)各参加企業様製品の真贋判定プレゼン資料(必須、中国語版)
 PDFで会社情報、真贋判定のための情報、中国国内販売および中国からの輸出の際の
商流等の内容を盛り込み、写真と図を活用してできるだけコンパクトでわかりやすく
作成してください。なお、資料データはUSB等に格納し税関側に提供します。

2)ブラックリスト等(任意)
上記同様データはUSB等に格納し税関側に手交します。

3)各社のノベルティ
    事務局がまとめ、税関側に手交します。

4)資料提出期限
    2025年2月21日(金)17:00まで


問合せ先:chizai@japia.or.jp 国際部 日髙